イベントスカウトガチャ「祝宴の宴2018」

※レビューは個人的な意見です。

   20XXの仕様の全体像が判明していないので評価は今後変動します。

   スキル・固有特性の評価は猿飛開悟を取得可能なエージェント向けです。

評価 S > A +> A> A-> B+> B> B- > C

2018年のクリスマスガチャの復刻です。前回と同じく201Xから評価が変化した武将のみに絞ってレビューしたいと思います。この2つのガチャはスキルや固有特性の性能が全員優秀です。加えて初回に限り半額なのでできればそれぞれ10連１回はしておきたいところ。しかしこのガチャ男性陣へのクソコラっぷりが見事です。特に細川幽斎と長野業正へのコラは201Xの真骨頂であります。

201Xでの各武将の評価はこちら（殿）とこちら（姫）を参考にしてください。

☆4  細川幽斎（クリスマス）

スノーマンと化した古今伝授の伝承者です。射撃なので当然再評価対象です。

ステータス評価は割愛。

スキル  A-  敵全体に術0.60+攻撃前に敵全体40%防デバフ

実質的なスキル倍率は0.84倍ほどです。全体攻撃で0.80倍超えという水準は☆3のデメリット付き全体アタッカー並みでなかなかの高火力です。加えて射撃手なので旧種族の雑魚敵に対して優位に立てる上に3種特効の汎用全体アタッカーとして使うことができます。一宮随波斎と並んで扱いやすい射撃☆4全体アタッカーの筆頭です。

しかし1つ大きな壁というか難点があります。エムCQBというデバフ兵器+射撃全体アタッカーには火力で敵わないという点です。エムCBQを併用した場合、随波斎ならば0.98倍まで火力があがります。しかも射撃全体アタッカーならば毎ターンCQBを撃つことは難しくありません……。

そこでクリスマス幽斎はエムCQBを持たない全体アタッカーとして運用するのが望ましいと言えます。持たせる兵器はコルドマシンガンが良いですね。装填量657しかない兵器ですが幽斎さんならば開眼率が低くとも3ターンで発射可能になります。連携射撃を付けておけば前列に10数万ダメージは与えられるのでスキルを使わずに単体アタッカーのサポートをこなせるでしょう。そのまま職業行動でボスにデバフできるとなお良いですね。獣ボス相手ならば通常攻撃が大きなダメージソースとなるので他の全体アタッカーとは異なる運用が可能です。

総合的に見てかなり高水準のスキルです。射撃全体アタッカーを持っていないエージェントの方には是非狙ってほしい武将です。

固有  A+  3つの特性がまとまった高水準なものです。猿飛開悟の敏捷上昇値を下げて対鬼火力を向上させた特性として見ると良いでしょう。

本人が術スキルなのでこのまま残すべき特性です。屍特効系の特性と併用できると良いですね。他の武将に移すのであれば敏捷が伸びにくく術スキルが多い薬術師アタッカーに適しています。よほど育った射撃範囲アタッカーがいる場合以外はそのまま本人を使う方が望ましいです。

開眼  A- 鷹の目・弐

鷹の目は優秀な特性ですが本人には合いません。固有と併せることで敏捷上昇値を標準的な25~30%にできる先手・弐が最適です。もし猿飛開悟を特性に入れるのであれば羅刹・弐を入れましょう。

おすすめ特性：獅子奮迅系（特に屍特効付きの剣影無極や千軍万馬の構が最適）、与ダメ系+兵器関連、猿飛開悟（敏捷重視の場合）

おすすめクラスチェンジ：射撃手・甲ルート（火力重視）、丙ルート（対応力と敏捷両立）、丁ルート（敏捷重視）

☆4  生駒吉乃（クリスマス）

全体回復に全体防バフはやはり強力です。職業相性の導入により実戦での運用によっては201X時代よりも防御戦がしやすくなる場合もあります。

ステータス評価は割愛。

スキル  S  全体回復0.25+全体防バフ15%

全体回復は非常に対応力の高いスキルです。その中でもクリスマス生駒さんのスキルは群を抜いています。回復量も優秀なステータスと合わさってガラシャに引けを取りません。戦線維持能力の高い全体回復薬術師として様々な場面で使うことができます。職業の相性が有利な武将を凶兆に配置するなどすれば部隊へのダメージを大きく軽減できます。20XXになってから薬術師の職業特性で被回復量の増加が付与されたため機工と邪がいなければ薬術師中心の編成の主軸として201Xよりも活躍してくれることでしょう。

固有  A-  スキル上昇効果は標準的ですが周到部分が破格の75%となっています。本人に残すのも悪くはないですがスキルを頻繁に使うので周到の効果はあまり役に立ちません。被ダメ減などがついた良いスキル上昇特性が手に入ったら書き換えたいですね。

移植するのであれば自身にダメージが発生するデメリット付き範囲アタッカーに付けてデメリットを相殺するといった使い方ができます……が鎮魂系特性の方が適しているかもしれません。移植向きではないので本人の活用を優先しましょう。

開眼  B+  快気の誉・弐

耐久性能が上がるので悪くはありませんが可能であれば慧眼・弐や薬篭の備・弐と入れ替えて回復能力を高めたいです。

おすすめ特性：スキル効果上昇系/回復量上昇+被ダメ減/毎ターン回復/自在

おすすめクラスチェンジ：薬術師・丙ルート、鍛えこめるのであれば戊ルート

☆4  秀の前（クリスマス）

破格のクリティカル率を持つ方。火力は大体2.80で計算できます。ウサギ仮装なのか理由は分かりませんが武芸者として敏捷がかなり高いです。

ステータス評価は割愛しますがアタッカーとして優秀なステータスです。

スキル  B+  縦列物理1.40（70%の確率でクリティカルとなり威力2倍）

ボスアタッカー水準の火力が出せるので縦列アタッカーの中ではかなり扱いやすいです。一方でクリティカルが出ない場合は威力半減なのでやや不安定でもあります。武芸者の撃ち抜きがいない場合は育成を検討して良いですが、撃ち抜きが充実している場合は後述の固有特性を移植素材として扱う方が戦力増加が見込めるでしょう。

固有  A  獣特効系+αの特性群は大幅見直しが必要となっています。職業相性の導入によって武芸者と戦術家をバランスの良い2種特効アタッカーとして育てる特性として適切なものへと変化したからですね。
クリスマス秀の前さんの固有は武器無欠100%に獣特効がついたもの。敏捷と火力の両立が重要な範囲スキル持ちの武芸者・戦術家に付けたい特性です。
無論、本人に残してもきちんと機能してくれます。他の特性は与ダメ系・スキル系をバランスよく構成しましょう。

開眼  B-  獣狩り・弐

本人使用ならば屍と獣のダメージ差が小さくなるので残しといても良いでしょう。

おすすめ特性:猿飛開悟、獅子奮迅系、無骨者

おすすめクラスチェンジ:武芸者・甲ルート

☆4  駒姫(クリスマス)

 

デバフ特化射撃手です。より防御的な特性を載せることができるようになりました。

ステータス評価は割愛

スキル  A-  敵全体攻デバフ35%+確率で生命最多1体へ防デバフ70%

全体デバフ、デメリットなしでは最高に使いやすいスキルです。防御面では☆3の石川高信さんが有利ですが追加効果の確率デバフも含めて攻撃面ではこちらに軍配が上がります。射撃手は獣と機工相手に滅法強くなったためそれらの多いステージでは活躍してくれることでしょう。防デバフの方は有利相性の武将による通常攻撃と合わされば効果的であるように感じます。

固有  A+  

生存力を高める効果付きの自在特性です。攻撃面での自在の需要が高まりつつあるので自在系特性の評価は高めにつけています。被ダメ軽減効果付きの自在特性と相性が良いのでそれらと合わせて集約したいところ。

本人に残しても良いですし、自在役に移植しても良いです。

開眼  B  痺刃・弐

本人に残しといても良いですが基本は毎ターンスキルを踏む前提の運用なので書き換えたくもあります。できれば自在の機・弐を入れたいですね。

おすすめ特性:被ダメ軽減系、自在系、応急手当系

おすすめクラスチェンジルート:射撃手・丁

・まとめ

職業相性弐に対応できるスキルや特性がそろっているので戦力少ない方は1回くらい引いておくのが吉ですね。