イベントスカウト「激闘!沖田畷」+3月の新武将
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※レビューは個人的な意見です。
20XXの仕様の全体像が判明していないので評価は今後変動します。
スキル・固有特性の評価は猿飛開悟を取得可能なエージェント向けです。
評価 S > A +> A> A-> B+> B> B- > C
もう少しペース上げて更新したいですがコロナくんのせいでなかなか難しいですね。ブログの読者さんも引き続き体調にお気をつけください。
さて戦国屈指の殲滅戦となった沖田畷の戦いが異聞イベントとなりました。そのイベントガチャと3月新武将のレビューです。今月のガチャ運は悪くはなかったですね(新武将は来なかった)。
☆5 龍造寺隆信
九州の熊さんが若干のダイエットと髪形をスタイリッシュに変えて新録されました。最高レアらしくスキル固有とも優秀です。史実の沖田畷では島津勢に野戦によって龍造寺四天王諸共討取られるという戦国でも稀有な末路を辿ります。
☆5隆信はスキル固有が優秀な一方でステータスがイマイチです。特に敏捷はこのところ実装された☆5アタッカーに比べ鈍足です。固有である程度カバーできますが範囲役としては不足を感じる水準でしょう。
体力 B+
攻撃力 A-
敏捷 B (Lv50☆4換算で134)
スキル A~B+ 中列敵1体に物理3.0+周囲(大)の敵に物理1.0
↓スキル範囲は中列5体、前後列3体
便利なスキルですね。スキル範囲はかなり広く8~10体に対応できます。倍率も1.0倍で雑魚を間引くには十分な火力です。単体火力も3.0倍と不足なし。201X時代から考えると凄まじいぶっ壊れスキルに感じられます。
しかし今や20XX時代。ステージの傾向は大きく変わりました。ボスの生命力大幅増加、職業相性導入や雑魚の高速化によってあらゆる状況で範囲役としてもボスアタッカーとして使える汎用武将の夢は断たれました。
☆5隆信のスキルは便利ではありますがその域を出ません。覇道者の得意種族に伸ばすと鬼屍獣などの体力多め雑魚を掃討できません。だからといって汎用化すると機ボスすら倒しきれない場合もあります。
便利屋にするなら難ステージでの使用は諦める、あるいは対応種族を絞って難ステージも見据えるといった割り切った育成が必要です。半端な育成をすると使いにくい人になってしまうため注意が必要です。
またこのスキルは強行戦との相性が悪いです。スキル倍率1.0倍の部分を当てても難ルートの百鬼夜行雑魚を倒しきるのは難しいでしょう。この辺りは生命サーチの利便性にかないません。便利ですが万能ではないということは意識しておきましょう。
固有 S
ナイス無欠!非常に強力な特性ですね。武器防具の効果を盛りつつスキル効果を上げ、生命力まで増やしてくれます。大体のアタッカーに使えますが毎ターン攻撃するような耐久戦向きなので強烈な攻デバフができる輝元かスキルに回復や防バフが付いた武将におすすめです。残りの枠には敏捷UP系必須です。敏捷上げないと先手を開眼に付けられないので鈍足になり範囲アタッカーとしての役割を全うしてくれません。
最高に相性が良い特性は金蘭の契り(覇道 大谷吉継固有)です。疑似的な天上の音域効果に機特効参が付いており汎用性を上げつつ高生命力の機ボスにも対応できるようになります。部隊特性との相性が悪いですが相互補完用と考えましょう。
開眼 A+ 五州二島太守・真 スキル効果15%アップ(推定)、毎ターン生命力10%回復(推定)
初の固有☆5開眼特性です。数値ははっきりしてませんが固有特性と良くかみ合う優秀なものです。わざわざ変えるエージェントはいないでしょう。第二開眼は先手大将・参を付けたいですが難しいですね。ハードルは高いですが昇格武将から先手・弐を剥ぎ取るという手もあります。先手を入れてしまえば特性部分に敏捷アップを入れずとも十分な敏捷を確保できるかもしれません。
部隊特性 B+ 紅炉一点の雪 周囲のマスに武将がいない武将の与ダメージが15%増加(龍造寺家限定)
つ、使いにくい……。汎用性をあげる場合に天上の音域系特性が使いやすいですが、それと真っ向歯向かう効果です。バッファーを隣接できなかった場合の保険として考えるくらいが良いと思います。
おすすめ特性構成
汎用型:雄武英略、固有、髭左近あるいは出羽侍従の情、固有、霜雪の紳士など
特化型:敏捷アップ系、固有、機特効系
汎用+機特化両立型:仁篤の常栄公、固有、金蘭の契り
おすすめクラスチェンジ:覇道者・甲ルート
☆5 島津家久
一度の合戦で龍造寺の主要な将を討取って九州の勢力図を完全に塗り替え、九州平定の折にも豊臣連合軍を1度は壊走させ長宗我部家嫡子を死なせ、仙石秀久を没落させた稀代の戦術家です。これが四男で次男はそれ以上に戦上手という島津兄弟の層の厚さは恐ろしいですね。☆5になってスキル範囲が大きく広がり、汎用性も上昇しています。ただスキル仕様にある落とし穴があります。
体力 B+
攻撃力 A-
敏捷 S (Lv50☆4換算で161)
スキル B+ 敵全体の術耐性を25%減少させた後、敵全体術0.95+1000の固定ダメージ
面白いスキルです。耐性低下は苦手な屍に十分なダメージを与えるものではありませんが石魔鬼や天邪鬼、爆弾蜂などの耐性を気にせず掃討できます。さらに追撃の固定ダメージで気合持ちの鱗獣なども倒せます。桔梗光秀に及びませんが汎用性の高いスキルです。
しかしスキル表記にない残念な部分があります。このスキル、なんとデバフスキル扱いです。デバフスキルだと兵器カウンタがあまり上昇しません。せっかくの☆5全体武将なのに兵器を絡めた運用ができず、☆5のステータスの低さを補う兵器まわりの良さが全く活かされないという残念さ……。せっかくの戦術家なのに……。とはいえこれが運営なりの調整かと思います。☆5だからといってあらゆる点で隙が無いという武将を出す気は無いようです。
固有 A+
高水準の獅子奮迅にそれなりの敏捷アップ特性がついています。敵が6体でも特殊系が50%強化されるので良い特性です。☆5特有の足の遅さもカバーしてくれます。本人との相性は良好です。他の枠は種族特効と与ダメ、スキル系をバランスよく盛りたいところです。屍に無理にダメージ伸ばしても仕方がないので不利でない種族への火力を伸ばしましょう。
開眼 A+ 慧眼・参 スキルの効果が15%増加
火力に寄与してくれます。特性で高めにくいスキル系を強化してくれるのも嬉しいですね。第二開眼は可能であれば羅刹などを付けたいです。
部隊特性 B 薩摩隼人・戦 現代兵器の与ダメージが5%増加、鬼への与ダメージが5%増加(島津家限定)
本人が兵器向きでないのが惜しまれます。島津家も兵器使えるバッファーの層が薄く非常に扱いにくい部隊特性です。鬼特効のおまけくらいに考えましょう。
おすすめ特性:三河武士の鑑、人たらしの本懐、近江の彦星、忠勇義烈、鎮撫の侠婦、致智蹶然、黒橡の雪兎など
おすすめクラスチェンジ:戦術家・甲ルート、バフもやらせるなら乙ルート
☆5 藤原秀郷
知名度は低めですが平安時代の武家の棟梁で後世に大きな影響を与えた秀郷さんが☆5で新録されました。多くの武家のルーツであり、その子孫は奥州藤原氏、足利家氏、蒲生氏、結城氏、波多野氏、大友氏、立花氏、龍造寺氏、田村氏など全国津々浦々に広がっています。平将門の乱平定という大功を挙げましたがその後の軌跡は歴史の闇に消えています。俵藤太の名で多くの逸話があり、スキル効果にもそのエピソードが反映されています。
体力 B+
攻撃力 B+
敏捷 A-(Lv50☆4換算で144)
スキル S 敵ランダム4体物理1.50倍、敵生命最多物理1.65倍、石百足種特効25%
最大で5体に当たるスキル範囲はやや狭いですがその代わりに火力と利便性が際立っています。ランダム部分だけでも百鬼夜行雑魚を掃討可能な倍率の上に追撃込みで計3.15倍となりボスごと撃ち抜くこともできるでしょう。石百足特効も使える場面は多くありませんが射撃手ということも相まって強みを伸ばしてくれています。
多数の雑魚が並ぶステージ以外では射撃手の相性面の優遇からスーパーオールマイティ武将といえるでしょう。ボスありステージでも道中から1人で八面六臂の活躍が見込めます。引けたら是非使っていきたいスキルです。
固有 SSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS......
これぞ無欠の極地(´◉◞౪◟◉)。アタッカー向けの特性として一切隙の無い完璧な特性の1つと言えますね。武器無欠と与ダメ増加で火力を押し上げ、武器無欠と敏捷増加でスピードを底上げしてくれます。敏捷上昇値がやや控えめなので先手系の開眼で補うのがよさそうです。
火力への寄与は合算しておよそ40%ほど。天上系には及びませんが常時安定したダメージが期待できます。ステージによって適切な武器を装備させたいです。
移植先はアタッカーであれば何でもOKです。本人のスキルが優秀なので移植時には伝承役併用をおすすめします。
開眼 A 鷹の目・参 現代兵器のクリティカル率20%増加(推定)
火力に寄与しませんが☆5のレアリティ補正によって上昇している兵器クリティカル率をさらに底上げし、兵器を絡めた運用がしやすくなります。
こだわるならば特性にクリティカル率上昇特性もありでしょう。
第2開眼に移植可能であれば先手や軍神などがいいですね。
部隊特性 A 鎮守将軍の威 獣への与ダメージが10%増加(平安限定)
秀郷本人が射撃手であるため職業相性の強みをさらに大きくしてくれる部隊特性です。平安武将で秀郷の弱みをフォローしてくれる全体スキル持ちが実装されればより実用的な部隊特性になるポテンシャルがあります。
おすすめ特性:特効系(金蘭の契り、三河武士の鑑、芝上の支配者など)、固有、スキル系(簒弑の客星、近江の彦星、虎臥擡頭など)
個人的な理想構成は 金蘭の契り/固有/近江の彦星
自力で溜めができないので得意種族に伸ばし、鬼屍へのダメージは金蘭の天上効果で補うのがよいでしょう。
おすすめクラスチェンジ:射撃手・丙ルート(バランス型)、丙/戊ルート(敏捷重視)
☆4 新納忠元
☆3で20XXに出ていましたが島津豊久の教育係として異聞に登場するにあたり☆4に昇格しました。新納氏は島津氏の親族で忠元は貴久、義久の2代に仕えました。小柄でありながら武勇に優れ「大指(親指)武蔵」と称された一方で和歌や漢詩、茶の湯にも精通した文化人でした。戸次川の戦い後、長曾我部信親の遺体引き渡しの折に涙を見せるなど情け深い人物でもあり、85歳で逝去した際に殉死2名に加え殉死の代わりに指を切る者が50名に達したそうです。
体力 A-
攻撃力 A
敏捷 A-
スキル A+ 敵ランダム4体へ物理0.75を2回、自身2ターン防バフ40%
そこそこのスキル範囲と良好な火力に加えて耐久に適した追加効果のあるスキルです。防バフは数値も大きく屍相手であれば麻痺や呪いを受けない限り不沈船と化し1人だけでも屍ボスをスキルで攻撃し続けることができます。
また範囲スキルでカウンタが溜まりやすいかつ耐久向きなので兵器兼任アタッカーとして仕上げても面白そうです。防バフ重複による防御力を得るためにも敏捷はそれなりに伸ばしたいです。
固有 A
九十九髪茄子の与ダメバージョンの特性です。与ダメ系は外から盛りやすいので九十九髪茄子よりやや評価が下がります。新納本人が武芸者であるため残しておいて良い特性です。与ダメ30%増加効果も標準以上の水準で範囲役向きの特性として申し分ありません。移植するのであれば武芸者、射撃手、覇道者の範囲アタッカーがよいでしょう。
開眼 A- 羅刹・弐 与ダメ10%増加
火力に寄与してくれるます。残したままでよいでしょう。第2開眼には先手や慧眼がおすすめです。
おすすめ特性:猿飛開悟、固有、第六天魔王、兵器系特性、獣/機特効系
おすすめクラスチェンジ:武芸者・甲ルート
☆4 永姫
織田信長の四女で前田利長の正室です。夫婦仲は良好だったものの子供に恵まれず、織田信雄の娘や宇喜多秀家と豪姫の娘を養女としていたそうです。晩年には利長の弟の利常を順養子として迎えて家督を継いでもらいます。利永死去の後、永姫は剃髪し利長は菩提寺として瑞龍寺を建立しました。この瑞龍寺は現在国宝に指定されています。
体力 A-
攻撃力 A-
敏捷 B-
スキル A-~B+ 自身より前にいる味方全てへ防バフ35%+自身より後ろにいる味方を回復0.60
防バフ、回復の倍率は優秀ですが自身にその効果が及ばないのがネックです。長時間の耐久戦をする編成に組み込むと永姫本人がそうそうに退場してしまうことが考えられます。スキルを使うのであれば前列にバフを集めることでごく短いターン耐えて反撃するカウンター型編成に採用するのがよいでしょう。
固有 A
被ダメ15%減と呪いの無効化という防御要員にはぴったりの特性です。武芸者/薬術師/呪術師戊など職業行動が強いクラスチェンジを行った武将よりも常にスキルを使う武将に適しているでしょう。永姫本人には回復スキルかつ職業行動で代用可能な前列防バフスキル持ちなのであまり相性が良くないです。
移植するのであれば敵全体攻デバフ武将か味方全体防デバフ武将がおすすめです。
開眼 A- 薬篭の備・弐 与回復量10%増加
回復効果が強化されるため永姫のスキルと相性が良いです。残しておいてよいでしょう。第2開眼は耐久力を上げる壮健や快気の誉あたりがよいでしょう。
おすすめ特性:心眼参などスキル系(聖徒の盟主や南門の甘露、屋上の無頼など)、癒しの心得四など与回復系
おすすめクラスチェンジ:薬術師丙ルート
・まとめ3月の新武将は優秀なアタッカーが多かったですね。☆5武将では龍造寺隆信と藤原秀郷が殊更に優秀でした。5月の総選挙ガチャで狙う価値がありそうですね。さらにこれらの武将の火力を大幅に強化するために金蘭の契りも欲しいところ。エージェント各位は5月に向けて総選挙用資金を蓄えておきましょう。